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【01月26日 KOREA WAVE】韓国ブランド化のための策として、中央大学芸術大学院のキム・チャンヒョン招聘教授は世界市場にあるテコンドー道場を活用する案を出した。最近、海外にあるテコンドー道場が韓国文化を広める役割を果たしているという報道があったばかりで、さらに目を引く意見でもある。

「K-クラシックとも言える韓国の伝統文化は、韓流効果が相対的にあまり見られない。海外で受け入れられるのは食べ物と服の可能性が高い。文化を知らせるためには冷静に見つめなければならない。世界的な普遍性を持っていなければ、これを広めることはできない」

「食べ物や服が海外に受け入れられる可能性が高い」と話した理由として、過去にプロデューサーとして活躍していた時代の経験を語った。世界的に好評だと世間で認識されていた伝統芸能「サムルノリ」などの公演は現場で拍手を受けるが、後に別途把握した観客と関係者の意見では、酷評に近いものだったという。

これまで大衆に知られていたイメージと現場関係者が把握していた実体は、以前から大きく懸け離れていたため、これを引き続き広めようとすることには限界があるかもしれないという指摘だった。

「海外にあるテコンドー道場が昇段式など重要イベントで韓国文化を知らせるパフォーマンスを並行している。政府がこのようなテコンドー道場に韓国文化を知らせるマニュアルを作って支援することもできるだろうし、食材と費用を支援し広報チームをつけて地域社会に広く知らせる方法もあるだろう。この過程で規模が大きくなれば、より大きな韓国文化祭りにつながる可能性もある」

「テコンドー道場はすでに彼らの生活の中に位置している韓国文化だ。既存のテコンドー道場との連携を考慮すれば、海外に韓国文化を知らせるための基地を別途用意する費用と時間も節約することができる」

(つづく)

(c)KOREA WAVE/AFPBB News