【1月25日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2023-24)は24日、5回戦が行われ、アスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)が延長戦の末に4‐2でFCバルセロナ(FC Barcelona)を下し、準決勝進出を決めた。

 ビルバオは試合開始わずか36秒でゴルカ・グルセタ(Gorka Guruzeta)が先制点を決めたが、バルセロナはその後ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)と16歳ラミネ・ヤマル(Lamine Yamal)のゴールで逆転に成功した。

 それでもビルバオは、オイアン・サンセト(Oihan Sancet)のゴールで追いついて試合を延長に持ち込み、22日にアフリカネーションズカップ(Africa Cup of Nations 2023)にガーナ代表として出場していたイニャキ・ウィリアムス(Inaki Williams)が勝ち越しゴールを奪うと、さらに弟ニコ・ウィリアムス(Nico Williams)が4点目を決めた。

 ビルバオに敗れ、昨季リーグ王者のバルセロナを率いるシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督にはさらなるプレッシャーがかかった。

 スペイン・スーパーカップ(Spanish Super Cup 2024)決勝でレアル・マドリード(Real Madrid)に屈辱的な敗戦を喫した後、シャビ監督は今季のチームがトロフィーを獲得する必要があると認めており、リーグ戦で首位に勝ち点8差をつけられている中で、国王杯はタイトル獲得への最短距離となっていたが、その道にはビルバオが立ちはだかった。(c)AFP