【1月25日 Xinhua News】中国上海市の方世忠(ほう・せいちゅう)政治協商会議委員・共産党委員会宣伝部副部長・文化観光局長は23日、同市で開かれている2024年両会(政治協商会議・人民代表大会)で取材に応じ、23年に上海を訪れた外国人観光客数が当初の予想を超える364万人だったと明らかにした。観光客の増加は経済成長にエネルギーを与え、上海のイメージをアピールし、中国と外国の交流を促進したと述べた。

 龔正(きょう・せい)市長が同日行った政府活動報告でも「インバウンド観光促進」が明確に示された。方氏は、上海が中国文化の窓口としての効力を十分に高め、訪中観光客のゲートシティーを全力で構築していくと表明。国際消費中心都市と世界的な有名観光都市の建設を後押ししていく考えを示した。

 観光商品のニーズに即した改善も加速させ、上海の特色を明確にアピールする。外国人観光客に向けた都市型文化・観光商品づくりに力を入れ、中国の優れた伝統文化を融合した深みのある観光体験を打ち出し、バス観光や黄浦江・蘇州河遊覧、街歩きなどのサービスを向上させる。

 インバウンド観光全体のサービス向上を図り、都市の温かさを伝えていく。インバウンド観光事業者と国内外OTA(オンライントラベルエージェント)プラットフォームとの協力を指導するほか、144時間のトランジット(通過)ビザ免除政策を活用する。空港や駅などにある重要な観光案内所のサービスを高度化し、空港、クルーズターミナルと関連部門の連携により、国際通関都市の窓口のイメージを高めていく。(c)Xinhua News/AFPBB News