「より開かれた中国」を読み解く八つのキーワード
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【1⽉26⽇ Peopleʼs Daily】中国は2023年もハイレベルの対外開放を推進し、世界との協力とウィンウィンに注力した。以下の八つのキーワードは、「より開かれた中国」を象徴するものだ。
【1】展示会
中国政府は2023年2月にオフラインの貿易展示会を全面再開すると発表した。同年1-9月に中国国内で開催された各種展示会は前年同期の2.8倍で、2019年同期比では32.4パーセント増の3248回に達した。
【2】製造業
中国政府は2023年10月、製造業分野の外資参入制限措置を全面撤廃すると発表した。よりハイレベルな開放型経済を構築するための重要措置だ。2023年1-10月の製造業分野での外資の対中投資は2834億4000万元(約5兆7300億円)で、うちハイテク製造業分野での伸び率は9.5パーセントに達した。
【3】サービス業
中国では2015年から現在までに、11の国家サービス業拡大開放総合試行モデル省市が設けられ、2023年1-9月期のサービス業付加価値は累計13兆2000億元(約267兆円)に達し、現地の地域総生産の69.7パーセントを占めた。
【4】「一帯一路(Belt and Road)」
2023年は「一帯一路」共同建設構想が提起されて10周年だった。中国企業は「一帯一路」を共同建設する国の経済貿易合作区で42万1000人の雇用を創出した。「一帯一路」の共同建設により2030年までに760万人が極度の貧困から、3200万人が中度の貧困から脱却できると予測されている。
【5】自由貿易区
中国は2023年末までに自由貿易試験区22か所を設置した。自由貿易試験区は2023年前半には中国に対する外資投資の18.4パーセントを受け入れ、貿易額の18.6パーセントに貢献した。
【6】「新三様」
中国では新エネルギー車、リチウム電池、太陽光発電製品を「新三様」と呼ぶ。新エネルギー車の生産販売台数は8年連続世界1位で、シェアは6割超だ。リチウムイオン電池の1-9月期の輸出額は前年同期比3割超増の486億500万ドル(約7兆430億円)だった。中国における太陽光発電関連の多結晶シリコン、シリコンウエハー、太陽電池、関連モジュールなどの生産能力の世界シェアはいずれも8割超だ。
【7】デジタル貿易
中国が自主開発したゲームの海外における収入は100億元(約2020億円)を超えた。中国のネット文学の海外市場規模は30億元(約606億円)を超えた。2023年1-8月の中国のデジタルサービス貿易の規模は前年同期比10.4パーセント増の1兆8100億元(約36兆6000億円)だった。
【8】人民元の国際化
2023年9月には、人民元建て決済の世界シェアが初めてユーロを上回り5.8パーセントに達した。中国人民銀行(People's Bank of China)はこれまでに29の国と地域で銀行31行に人民元決済業務を認可した。業界関係者からは、中国経済の巨大な規模と堅調な成長により人民元の国際化に堅固な基礎が築かれたとの声が聞こえる。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News