【1月23日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)は22日、女子シングルス4回戦が行われ、ロシア出身のノーシード、アンナ・カリンスカヤ(Anna Kalinskaya)が6-4、6-2で大会第26シードのジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini、イタリア)を破り、自身初の四大大会(グランドスラム)8強入りを果たした。

 過去4度の全豪オープンでは一度も初戦を突破できていなかった世界75位のカリンスカヤは、グランドスラムで準々決勝進出という大きな結果を出したことについて「まだ実感はない」と述べつつ、冷静な姿勢で目の前のことに集中できていると話し、「今後に向けて自信になるのは間違いない」と続けた。

 準々決勝では第12シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)と対戦する。鄭はオシアン・ドダン(Oceane Dodin、フランス)に6-0、6-3で完勝し、全豪では初、グランドスラムでは全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)から2大会連続となるベスト8入りを決めた。(c)AFP