【1月23日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)は22日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)はミオミル・ケツマノビッチ(Miomir Kecmanovic、セルビア)に6-4、6-4、6-0で快勝し、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)との準々決勝へ進出した。

 アルカラスは試合を通して1本も相手にブレークポイントを与えない圧巻のプレーを見せ、ケツマノビッチを1時間49分でねじ伏せた。

 試合後のインタビューでは、ここまで今大会では「すべて完璧にできている」と手応えを口にしつつ、過去3勝4敗と負け越しているズベレフ戦に向けては「自分の最高のレベルでプレーしなくてはならない」と警戒。直近の対戦となったATPファイナルズ(ATP Finals 2023)でも敗れている中で「あの試合からレベルを上げる必要がある」と話した。

 対するズベレフは、第19シードのキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)に7-5、3-6、6-3、4-6、7-6(10-3)で競り勝ち、8強入りを果たした。

 4時間を超える激闘の末に勝利を収めたズベレフは、これで直近3試合中2試合で第5セットのタイブレークまでもつれたことになるが、「疲れ切ってはいない」と余力を残しているとアピールし、アルカラス戦は「非常に楽しい、面白い試合」になるだろうと語った。(c)AFP