韓国・ストーカー殺人被害者の親族「加害者は反省していない」「出所すれば遺族に危害」…「死刑に」嘆願
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【01月21日 KOREA WAVE】韓国で昨年7月に起きたストーカー事件で殺害された女性の姉が、オンラインコミュニティに「ストーキングに苦しみ、妹が亡くなりました。どうか助けてください」というタイトルの書き込みを掲載し、被告に死刑を宣告するよう訴えている。
事件は昨年7月17日早朝、仁川市南洞区(インチョンシ・ナムドンク)のマンション廊下で発生。被告(30)が刃渡り40センチの凶器を振り回し、女性(37)を殺害して、止めようとした母親の両手に大けがをさせた。犯行を目撃した女性の6歳の娘は精神的なショックで今も心理治療を受けているという。
被告は女性と以前交際しており、暴行とストーキング犯罪で同年6月、接近禁止命令を受けていた。
女性の姉は「妹は6歳の娘と母親の目前で無残に殺された。家族は判決を待ちながら、また別の地獄で生きている」と伝えている。
また「法廷で被告を見るだけで胸が張り裂け、血が逆流する。気楽に過ごしているのか、太ったようだ。堂々としており、頭を一度も下げなかった」と憤った。
被告は法廷で女性の娘の名前を10回以上呼んだといい、姉は「加害者が出所すれば、姪を訪ねるという脅迫に聞こえ、とても怖かった」と話した。
そのうえで「死んだ妹は母親と娘の安全を願っていた。被告に死刑が宣告されるよう嘆願書への署名をお願いします。家族が生きていける唯一の希望は加害者の死刑宣告だけ」と強調した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News