【1月21日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)は20日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)が6-3、3-6、4-6でノーシードの10代リンダ・ノスコバ(Linda Noskova、チェコ)に敗れ、姿を消した。

 シフィオンテクは1回戦で元大会女王のソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)をストレートで退けると、2回戦では2022年大会準優勝のダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)を見事に逆転で退けて勝ち上がっていた。

 しかしこの日は第1セットを先取しながら、世界ランキング50位のノスコバに逆転負け。マッチ連勝は18試合で止まり、全豪オープン初優勝の夢も断たれた。これで今回の全豪では、1週目を終えて残っている上位10シードはわずか3人となった。

 落胆したシフィオンテクは、第2セットにブレークされるまでは試合をコントロールできていたと話し、普段通りの試合ができなかったことを嘆いた。

「焦っていた」と振り返ったシフィオンテクは「直感的で自然なプレーができていなかった」とコメント。「他の大会よりもストレスがあったのは確か。特に1、2回戦はそうだった」と続けた。

「これまでのようにはうまくいかなかったところがあったと思う。同じようにやっていたのに。目標としていた部分を伸ばすために、シーズン前にできることはすべてやったと感じている」

 勝利したノスコバは、22日の4回戦で第19シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)と対戦する。(c)AFP/John WEAVER