【1月20日 AFP】サッカー親善試合は19日、エルサルバドル・サンサルバドルで行われ、米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミ(Inter Miami)は0-0でエルサルバドル代表と引き分け、ルイス・スアレス(Luis Suarez)のデビュー戦は静かなものになった。

 カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のグレミオ(Gremio)から加入したスアレスは、インテル・マイアミのプレシーズンツアー初戦でスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)時代のチームメートであるリオネル・メッシ(Lionel Messi)とともに前線で先発した。

 しかし、スアレスは足掛かりを見いだすのに苦労して目立たず、同じくバルセロナでともにプレーしたセルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)やジョルディ・アルバ(Jordi Alba)、メッシとともにハーフタイムでベンチに下がった。

 この日の試合でインテル・マイアミは、2月21日にレアル・ソルトレーク(Real Salt Lake)と対戦するMLS開幕戦に向けて、あわただしいプレシーズンの遠征をスタートさせた。

 チームはこの後、FCダラス(FC Dallas)との親善試合を挟んでサウジアラビアへ飛び、今月29日にサウジアラビア1部リーグのアル・ヒラル(Al Hilal)戦、2月1日にクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を擁するアル・ナスル(Al Nassr)戦を行う。

 さらに2月4日には香港で香港選抜と対戦。そこから東京へ移動して同7日にJリーグ1部(J1)王者のヴィッセル神戸(Vissel Kobe)と激突する。

 プレシーズン最終戦は2月15日に予定され、唯一のホームゲームとして、メッシの古巣であるアルゼンチンのニューウェルス・オールドボーイズ(Newell’s Old Boys)を迎える。(c)AFP