現代自動車グループの新年会で新年の挨拶をするチョン・ウィソン会長(c)news1
現代自動車グループの新年会で新年の挨拶をするチョン・ウィソン会長(c)news1

【01月19日 KOREA WAVE】韓国・現代(ヒョンデ)自動車グループが昨年、米電気自動車(EV)市場でGM、フォードを抜いて販売台で初めて2位を記録した。現代自動車グループが年間で米EV市場で販売2位を記録したのは今回が初めてだ。

米自動車評価機関ケリー・ブルーブックによると、現代自動車グループは昨年、米EV市場で9万4340台のEVを販売し、市場シェア7.8%を占め2位を記録した。

1位はテスラ(65万4888台・55.1%)で、3位は7万5883台を販売したGM、4位は7万2608台版売したフォードだった。

現代自動車グループは2022年には5万8028台を販売し、テスラ、フォードに次いで3位を記録したが、昨年の販売台数が63%増え、2位になった。

昨年、アイオニック5の販売台数は前年より47.6%増えた3万3918台を記録し、ニロEV(1万2157台)、コナEV(8866台)も販売台数がそれぞれ48%、96%増えた。昨年初めて米国市場で販売を開始したアイオニック6は1万2999台が売れた。

約10年ぶりにEVの販売台数が増えたのはセダン、SUVなどさまざまなモデルのEVを発売したことがプラスの影響を及ぼしたという分析が出ている。また、米インフレ削減法(IRA)税額控除例外条項に当たるリース市場を集中的に攻略したのも販売量増加に一役買ったと評価されている。現代自動車は全体EV販売の40%ほどをリースで販売した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News