交通事故が起きた義弟とその車=読者提供(c)news1
交通事故が起きた義弟とその車=読者提供(c)news1

【01月17日 KOREA WAVE】韓国の全羅南道霊光(チョルラナムド・ヨングァン)警察署は10日、義弟を凶器で殺害しようとしたとして70代前半の容疑者を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。現場に居合わせた配達代行運転手たちが容疑者を取り押さえた。

警察によると、容疑者は10日午前11時ごろ、全羅南道霊光郡で車を運転中、60代半ばの義弟が運転していたトラックにわざとぶつけて止めた。さらに車から降りて義弟に近づき、持っていた果物ナイフで左脇腹を刺したという

この様子を目撃した配達代行の運転手3人が容疑者の凶器を奪い取って制圧した。B氏は出血が激しく光州(クァンジュ)の病院に運ばれたが、意識はあるという。

警察は、2人が普段から仲が悪かったとみて経緯を調べている。

容疑者を取り押さえた3人は現場近くの配達代行事務室でコール待機中だった。警察は3人に市民感謝プレートを贈る。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News