【1月17日 Xinhua News】中国国家開発投資集団傘下で水力発電、新エネルギー発電事業を手掛ける雅礱江流域水電開発はこのほど、四川省カンゼ・チベット族自治州道孚（タウ）県にある雅礱江道孚揚水発電所を正式に着工したと明らかにした。中国第3位の水力発電開発基地である雅礱江流域水力・風力・太陽光発電一体化基地の重点プロジェクトとして、道孚揚水発電所は設備容量が同省最大の揚水発電所となるほか、完成後は設置地点の標高（4300メートル）が世界最高の大型揚水発電所にもなる。　

 同発電所の設備容量は210万キロワット、投資総額は約151億元（1元＝約20円）、設計上の発電電力量は年間29億9400万キロワット時に上る。設備容量が1基当たり35万キロワットの可逆式ユニット6基が設置される。(c)Xinhua News/AFPBB News