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【01月15日 KOREA WAVE】昨年売り上げ1兆ウォン(1ウォン=約0.11円)以上の「1兆クラブ」に名を連ねた韓国の済州(チェジュ)航空やジンエアー、ティーウェイ航空など主要格安航空会社(LCC)が今年も過去最大の実績を達成しそうな勢いだ。

金融情報会社エフアンドガイドによると、済州航空の昨年の実績は売り上げ1兆6185億ウォン、営業利益1546億ウォンだった。ジンエアーは売り上げ1兆3348億ウォン、営業利益1495億ウォンと集計され、ティーウェイ航空も売り上げ1兆3155億ウォン、営業利益1532億ウォンと推定される。

済州航空とジンエアーは、前年比100%以上の売り上げを記録し、1兆クラブに再び名を連ねた。ティーウェイは昨年初めて売り上げ1兆ウォンを上回った。3社とも2022年は営業赤字を記録したが、昨年はいずれも黒字に転じる見通しだ。

今年の売り上げ見通しも肯定的で、証券街では済州航空1兆7179億ウォン、ジンエアー1兆3955億ウォン、ティーウェイ航空1兆3257億ウォンと、3社とも「1兆クラブ」入りすると見込んでいる。

ただ、営業利益は旅客需要減少や国際線供給増加による赤字覚悟の競争が重なり、済州航空1291億ウォン(-16.47%)、ジンエアー1093億ウォン(-26.92%)、ティーウェイ航空1136億ウォン(-25.89%)など減少傾向が予想される。

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