「地球外生命体」のミイラは偽物 ペルー政府見解
このニュースをシェア
【1月14日 AFP】ペルー文化省などはこのほど、同国南部で発見された「地球外生命体」のミイラとされるものについて、偽物との見解を明らかにした。
首都リマで行われた記者会見では、3か月に及ぶ調査で検察がまとめた法医学報告書が示されたほか、ミイラの一部とされるもののエックス線画像なども提示され、法医学専門家が説明を行った。
問題のミイラとされるもの2体は昨年9月、「人類ではない」生物の遺体としてメキシコ議会で公開された。メキシコのジャーナリスト、ハイメ・マウサン(Jaime Maussan)氏が2017年に発見したとされていた。
文化省はこの2体について、ナスカ(Nazca)の地上絵で知られるナスカ文明期のものと説明されているが、でっち上げだと述べた。(c)AFP