年末・年始を海外で過ごそうとする出国人波で混雑する仁川国際空港の出国場(c)news1
年末・年始を海外で過ごそうとする出国人波で混雑する仁川国際空港の出国場(c)news1

【01月11日 KOREA WAVE】新型コロナウイルス感染が収束した昨年、過去最高実績を挙げた韓国の旅行会社に今年も「バラ色」の展望が続いている。

ハナツアー、モドゥツアーの海外旅行需要は、ともに昨年第1四半期から徐々に増え、第4四半期に最大値を記録した。

ハナツアーの第4四半期の予想売上高は1150億ウォン(1ウォン=約0.11円)で、前年に比べて149%増加。営業利益は113億ウォンの黒字に転換した。海外送出客数は約44万人で232%増えた。

モドゥツアーも第4四半期の予想売上高と営業利益がそれぞれ511億ウォン(132%増)、10億ウォンを記録。海外送出客数は26万人で前年比185%増えた。

今年も海外航空会社の相次ぐ韓国路線就航や増便など好材料があり、海外旅行市場の見通しは明るい。

仁川空港公社は2024年3月末~10月末の夏季シーズンに離発着の配分回数が開港以来最大の27万7000回になると見ている。これを受けて、旅行業界では供給が増えて航空券価格が下がると予想している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News