【1月10日 CGTN Japanese】中国東方航空(CES/MU)の大型旅客機C919は9日、上海虹橋国際空港と北京大興国際空港を往復する商業便を運航し始めました。C919による定期商業航路は上海虹橋国際空港と四川省の成都天府国際空港を往復する航路に続き、2本目となりました。

 北京・上海を結ぶ京滬航路は中国で最も忙しいビジネス航路です。現在、東航の京滬航路でのフライト数は週404便に達し、1日平均約57便となっています。C919がこの航路に仲間入りすることで、乗客に国産大型旅客機による新たな体験をもたらします。とりわけビジネスマンや海外の乗客はこの世界的な新機種を間近で感じることができます。東航は現在までに、すでにC919を4機受け入れており、年内には計画通り引き続き受け入れを進めます。

 2023年5月28日、東航に引き渡された世界初のC919は上海虹橋国際空港と北京首都国際空港を往復する航路で商業就航に成功した後、翌29日に成都天府国際空港を往復する定期便を始めました。2023年12月31日現在、東航C919機隊は累計655便の商業便を運航し、延べ8万2000人近くの利用客を輸送しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News