「無言の戦士」警察犬が4回目の「警察の日」迎える
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【1月10日 CGTN Japanese】中国では、1月10日は「警察の日」です。警察官だけでなく「無言の戦士」と呼ばれる警察犬も、日々の治安維持に活躍しています。警察犬は警察官と戦士らにとって親密なパートナーで、事件解決や社会安定、治安維持に特別な役割を果たしています。中国警察部門のデータによると、2023年9月時点で全国の警察犬訓練士は1万4000人余り、現役警察犬は2万9000頭余りです。
新年を前に、中国南部の雲南省楚雄イ族自治州の警察犬訓練基地で、警察犬「大力」が子犬を出産しました。間もなく警察の日を迎えることから、1月10日にちなんで「110」と名付けられました。訓練士の李朝勇さんによると、110は健康で、特に食いしん坊なので、警察犬の遺伝子を受け継いでいると感じられるそうです。110の両親はともに警察犬で、母親は刑事犬、父親は麻薬探知犬です。
また、同基地の羅均さんによると、子犬は生後2か月の時に訓練を開始します。さらに環境適応や度胸訓練などのいわゆる「社会化訓練」も行います。半年から1年の初期訓練に続いて実践模擬訓練を行います。最後に厳しい審査を経て「一人前」の警察犬になることができます。
同基地には、昆明犬、ジャーマン・シェパード、ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルなどの品種の警察犬がいます。訓練士によると、警察犬を選抜する際には犬それぞれの条件に基づいて担当を決めます。担当は麻薬や爆発物の探知、追跡、血痕や物証の捜索、治安パトロールなどに大別されます。州内の警察機関では各種警察犬が年に1000回余り出勤し、1頭の警察犬の勤続年数は通常7年前後です。現役引退後に基地内で式典を行い、警察犬の働きに感謝の気持ちを伝えます。
また、訓練士によると、引退した警察犬は愛犬家に引き取られたり、警察犬基地で余生を過ごしたりと、全頭が適切な対応を受けます。警察犬は仕事の強度が高いため、寿命は通常8~10年です。麻薬探知犬や爆発物探知犬の寿命はそれより短く、一般的な犬の寿命を下回ります。捜査の現場で犠牲になる警察犬もいます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News