中国、デジタル経済の強大化や高質化、拡大に努力
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【1⽉13⽇ Peopleʼs Daily】中国・山西省(Shanxi)大同市(Datong)にある晋能控股煤業集団の塔山炭鉱では、地下500メートルの坑内で掘削機が猛烈な勢いで稼働し、大きな石炭の塊がコンベアに乗る。石炭は洗浄と選別の後に、バスケット内に正確に落下する――地上での遠隔操作による作業だ。鉱業分野では、「5G+産業インターネット+AI」により質と効率、安全性の向上が著しい。鉱業のデジタル化は、中国のデジタル経済と実体経済の融合の縮図だ。
中国では新型のデジタルインフラが著しく強化された。光ファイバーと移動通信ネットワークの規模は世界最大であり、全国の固定回線は毎秒100メガビットから1ギガビットへの飛躍を実現した。移動通信では全国で5G基地局がしばらく前に200万か所の大台を突破し、村単位の行政区画のブロードバンド接続比率が100%に達し、インターネットの新応用・新業態・新モデルの発展が後押しされることになった。
重点デジタル産業が絶えず発展、拡大している。ビッグデータ、クラウドコンピューティング、ブロックチェーン、人工知能(AI)などの新技術、新業態、新プラットフォームが勢いを増し、オンラインショッピング、オンライン教育、遠隔医療などの「非接触経済」が全面的に加速し、経済発展を力強く加速するようになった。
とは言え、中国の製造業は全体を見れば、依然としてローエンドの生産能力過剰とハイエンドの供給不足の状態で、産業構造の最適化と高度化が急務だ。デジタル経済の発展加速は製造業供給体系の質向上のために重要な道筋を提供している。新技術、新管理、新モデルを通じて、デジタル経済は応用場面の追加とビジネスモデルの革新を喚起し続けており、製造業の質の高い発展に貢献している。
14秒ごとに1台のノートパソコンが完成――。広東省(Guangdong)深セン市(Shenzhen)にある聯想集団(レノボグループ、Lenovo)南方スマート製造拠点の生産ラインでは、ロボットアーム268台と自動ナビゲーション台車が効率的に連携しており、ノートパソコンやサーバーが次々に完成する。同基地の自動化率は60%に達し、1ラインの年産能力は約120万台だ。
20キロ離れた場所にある、メモリモジュールを製造する産業チェーン上流の記憶科技も業界を主導する立場にあるレノボの支援を受けデジタル化を加速した。納期順守率と生産工程表の作成効率は共に30%上昇し、2022年には売上高が2倍以上になった。
中国のデジタル経済は急発展を続けており、国際競争力を持つデジタル産業集積地やデジタル産業群がすでに形成され始めている。例えば安徽省(Anhui)合肥市(Hefei)ではスマート音声産業が急速に台頭している。浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)では、デジタルセキュリティー産業が勃興し始め、江蘇省(Jiangsu)無錫市(Wuxi)では、IoT産業が成長している。
工業情報化部情報技術発展局の関係責任者は、段階ごとかつ分野ごとに国際競争力を持つデジタル産業群を構築すると説明した。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News