(c)MONEYTODAY
(c)MONEYTODAY

【01月09日 KOREA WAVE】新型コロナウイルスにより、韓国のホームショッピング業界は第2の全盛期を迎えた。しかし、第2の全盛期が逆説的にホームショッピング業界の衰退を早める結果を生んだ。

ホームショッピング業界は危機克服のための方法として「ザッピング族(zapping+族)」(テレビ放送番組開始前後にチャンネルを回す)の代わりに「タッピング族(tapping+族)」(モバイルコンテンツを探す)を呼び込もうとしている。

テレビホームショッピング業界の新年の話題は「脱テレビ」戦略の成功だ。GSリテールのホ・ヨンス副会長は2日、新年の辞で「メディアの重心がテレビからモバイルに急激に変わるなど顧客の変化を捉えて事業構造を革新してこそ市場で確固たる格差を作ることができる」と強調した。

公営ホームショッピングのチョ・ソンホ代表も新年の挨拶で「脱テレビ加速でデジタル販路を拡大し、コンテンツコマースを主力事業として事業競争力強化を推進し消費者中心経営で国民信頼向上に注力する」と明らかにした。

スマートフォンの登場とともにテレビ、PCで注文していた顧客をモバイルに移動させたのが「脱TV1.0」と定義される。テレビホームショッピング業界は自社オンラインショッピングモールを開き、オンラインショッピング市場に挑戦状を突きつけたが、クーパンとネイバーショッピングなどのeコマース強者の間でこれといった成果を出せずにいる状況だ。

今回は、厳しくなったテレビホームショッピングの業況を打開し、さらに一段階跳躍するモバイル競争力を備えることを目標にしている。いわゆる「脱テレビ2.0」であるわけだ。

GSショップはこのような試みの一環として最近ショートフォームコンテンツサービスである「ショートピック(Short Picks)」をオープンした。ショートピックはGSショップが保有しているTVホームショッピング・データホームショッピング・ライブコマースチャンネルで送出された商品販売映像を1分内外に編集して見せるコンテンツだ。

ファッション、ビューティー、食品など注目度の高い商品群を中心に約1000個のコンテンツをキュレーション(Curation)し、アプリの最初の画面であるホームタブで見せる。

これまでの「ザッピング族」の代わりに「タッピング族」を捕まえるという戦略だ。

芸能型コンテンツと商品販売を結合して消費者を誘引する「コンテンツコマース」と、オンライン上でのリアルタイムコミュニケーションによる「ライブコマース」はすでにすべてのホームショッピング業界が試みるほど大きな流れとなっている。だが、まだ十分な売り上げを出せず、メディア「視聴パターン」に応じた新たな試みに乗り出したのだ。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News