【12月6日 AFP】(更新)サッカーブラジル代表で選手や監督として4度のW杯(World Cup)優勝を果たしたマリオ・ザガロ(Mario Zagallo)氏が5日に死去した。92歳。同氏のインスタグラムで公表された。

 ザガロ氏は左ウイングとして活躍した現役時代、1958年のスウェーデン大会、62年のチリ大会でW杯連覇を達成。

 引退後は監督として現場に復帰し、70年のメキシコ大会ではペレ(Pele)らを擁してブラジル代表を3度目のW杯優勝に導いた。

 選手、監督の両方でW杯を制したのはザガロ氏が初。94年の米国大会ではテクニカルディレクターとして優勝に貢献するなど、ブラジル代表を世界的強豪にした立役者だった。(c)AFP