ウクライナとロシア、各200人超の捕虜交換 侵攻開始後「最大」規模
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【1月4日 AFP】ウクライナとロシアは3日、捕虜となっていた200人以上の兵士をそれぞれ交換したと発表した。紛争開始後、「最大」の捕虜交換としている。
2022年2月にロシアがウクライナ侵攻を開始して以来、両国は数十回にわたる捕虜交換を行ってきたが、昨年後半には停滞していた。
ほぼ同時に発表されたそれぞれの声明によると、アラブ首長国連邦(UAE)が仲介した協議の結果、各200人以上の兵士を交換した。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はテレグラムに軍服姿の男性たちが喜ぶ動画を投稿。「ロシアの捕虜となっていた兵士と民間人200人以上が帰還した」と添え、約5か月ぶりの捕虜交換を「朗報」と歓迎した。
一方、ロシア国防省は、兵士248人が帰還し「医療的・心理的支援」を受けていると発表した。
両国ともに残る捕虜の総数については明らかにしていない。(c)AFP