国産戦闘機KF21ポラメ(c)news1
国産戦闘機KF21ポラメ(c)news1

【01月03日 KOREA WAVE】韓国の国防予算案に超音速戦闘機KF-21ポラメ40機量産の予算が反映され、生産する韓国航空宇宙産業(KAI)の輸出マーケティング活動がさらに活発になりそうだ。

国防省によると、12月21日に国会本会議を通過した予算案に2387億ウォン(約262億円)が反映された。当初は国防省予算案にも含まれていなかったが、他の国防予算が減額される代わりにKF-21事業に配分された。

空軍は2028年までに40機を運用し、2032年までに計120機に増やす計画だ。

量産開始は輸出マーケティング活動にも肯定的に作用しそうだ。KAIは各種防衛産業展示会でKF-21の試作機を展示し、「暫定戦闘用適合判定」を受けていることをマーケティングポイントにしてきた。

KAI関係者は「量産への着手でKF-21のハードウェアが視覚的に見えるようになる。輸出マーケティングには確実に役立つ」と話している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News