【1月2日 AFP】12日に開幕するサッカーのアジアカップ(2023 AFC Asian Cup)に向けた日本代表メンバー26人が1日に発表され、イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に所属する三笘薫(Kaoru Mitoma)が、負傷中ながらも選出された。

 ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ(Roberto De Zerbi)監督は前週、三笘が足首のけがのため最大6週間離脱すると明かしていたが、それでも日本代表の森保一(Hajime Moriyasu)監督は同選手を大会に向けて招集した。

 三笘について森保監督は「けがの状況のなかで、大会の初戦で起用できるかどうかというところはまだわからない」としつつ、「代表のメディカルとクラブのメディカルで連絡を取ってもらって、大会期間中の早い段階で起用できるという見通しで招集した」と述べた。

 プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)に所属する遠藤航(Wataru Endo)やアーセナル(Arsenal)に所属する冨安健洋(Takehiro Tomiyasu)、スペイン1部リーグのレアル・ソシエダ(Real Sociedad)でプレーする久保建英(Takefusa Kubo)もメンバーに名を連ねたが、イタリア・セリエA、ラツィオ(SS Lazio)の鎌田大地(Daichi Kamada)は選外となった。

 一方でスコティッシュ・プレミアシップのセルティック(Celtic)でプレーする前田大然(Daizen Maeda)と旗手怜央(Reo Hatate)はメンバー入りを果たしたが、古橋亨梧(Kyogo Furuhashi)は招集されていない。

 日本代表はこの発表を前に、国立競技場(Japan National Stadium)でタイ代表と対戦し、5-0で勝利してアジアカップに向けて弾みをつけた。