【12月29日 CGTN Japanese】中国南方航空CZ5277便が28日、4時間近い実地検証試験飛行の後、新疆ウイグル自治区和静県のバインブルク空港の滑走路に順調に着陸しました。これにより、同空港は正式な運用開始までのカウントダウンに入りました。

 同空港は2022年12月に開港したタシュクルガン・クンジュラブ空港に続き、新疆に建設された2番目の高高原空港(中国民用航空局の規定で、標高2438メートル以上に位置する空港)です。空港は和静県バインブルク鎮にあり、標高2506.9メートル、年間の平均気温はマイナス3.7度です。今回の試験飛行では、空港における一般的な飛行プロセスについて行われたほか、同空港のRNP AR、RNP APCH(地上からの電波誘導を受けず、GPS信号などによって定められたルートに従って滑走路に進入するシステム)などの新しいナビゲーション技術の安全性も検証されました。

 同空港の運営開始後は、年間の旅客取扱量延べ25万人、貨物取扱量500トンの目標を満たすことができ、現地の交通利便性を大幅に向上させるとされています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News