【12月29日 AFP】女子テニス、四大大会(グランドスラム)通算4勝を誇るイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は28日、2024年は最後に劇的な世界1位返り咲きを果たすなどした昨季からの調子を継続したいと話し、新シーズンの目標にパリ五輪での活躍を掲げた。

 先月メキシコ・カンクン(Cancun)で開催されたシーズン最終戦のWTAファイナルズ(2023 WTA Finals)決勝で、シフィオンテクはジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)に6-1、6-0で圧勝し、ここ2年間の大半で君臨し続けていた世界1位の座を取り戻した。

 来年1月の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)を前に、29日からは男女混合国別対抗戦ユナイテッドカップ(2024 United Cup)に出場する予定で、この日は会場の一つであるパース(Perth)のビーチでサーフィンに挑戦した。

 その後に行われた取材でシフィオンテクは、「最後のランキングは2022年と変わらなかったが、シーズン自体は全く別物だった」と話し、「たくさんの浮き沈みや、対処すべきいくつかの問題があった」と振り返った。また、「ランキングに関してものすごい重圧がのしかかっていた中で、カンクンでのプレーは大きな自信になったし、自分自身について多くのことを学べた。それを2024年に生かしたい」と続けた。

 ユナイテッドカップについては「少し違ったやり方でシーズンを始める良い機会」とし、「母国のためにプレーするのは、また異なる重みがある」とコメント。準決勝敗退となった昨年の経験を今大会に生かしたいとも話した。

 2か月足らずのオフをはさんで迎える新シーズン開幕を前に、すでに来夏のパリ五輪も見据えている。

 2021年の東京五輪では大きな重圧を感じ、「パウラ(・バドサ<Paula Badosa、スペイン>)に負けたときは泣いた。もう大騒ぎだった」というが、パリ五輪は自身が得意とする全仏オープン(French Open)の会場で行われることになっており、自身2度目となる五輪は「間違いなくまた少し違ったものになるはず」と期待する。

「(五輪では)外からの期待が高まるから、他の大会の時と同じように取り組んでいく必要がある」とし、「簡単なんて自分を思い込ませるつもりはない。正しい精神状態を保ち、テニスにしっかりと集中できれば、他の大会と同じパフォーマンスができると思う」と語った。(c)AFP