MBCキャプチャー(c)news1
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【12月28日 KOREA WAVE】韓国江原道原州(カンウォンド・ウォンジュ)の無人店で、酔っ払いが荒らした店を、ある男性が黙々と片付ける場面が監視カメラに収められた。

MBCの最近の報道によると、原州の無人店に16日未明、片腕にタトゥーの入った黒い半袖姿の男がやって来た。酔っ払っており、お菓子を持ったまま無人注文のタッチパネルの前をうろうろし、気に食わないことでもあったのか突然タッチパネルを蹴った。

男は監視カメラに向かってVサインをした後、商品がかかっている棒やタッチパネルを足蹴にしたり、商品を足で店の外に蹴り出したりした。店の前はめちゃくちゃに散らかった。その後、タッチパネルを床に倒して上に乗るなどした。

約30分後、別の男性が店を訪れた。むちゃくちゃになった店頭を見た後、店内を確認。散らかった商品を拾って店内に運び、店主の電話番号を確認して連絡した。監視カメラで様子を確認した店主が感謝すると、この男性は「誰もがそうしたでしょう」と答えた。

店主は「男は酒に酔い、計算がうまくいかないから暴れたのだろう」と言い、警察に通報したことを明らかにした。そして「悪いことばかりに見えるが、善良な人もいて世の中のバランスは取れている。そう身をもって感じた。男性には感謝している」と伝えた。

映像を見たネットユーザーたちは「悪魔と天使が訪れた」「同じ人でも1人は犬にも劣り、もう1人は尊敬すべき市民だ」などの反応を見せた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News