【12月22日 AFP】サッカーオーストラリア代表のグラハム・アーノルド(Graham Arnold)監督は22日、第18回アジアカップ(2023 AFC Asian Cup)の代表メンバーを発表し、多くのベテランを外してフレッシュな顔ぶれを選出した。

 2015年にアジア王者に輝いたオーストラリアは、昨年のカタールW杯(2022 World Cup)では16強入りを果たしており、今回同じくカタールで行われる大会では優勝候補の一角とみられている。

 指揮官は新世代を登用すべく、W杯でメンバー入りしていたマシュー・レッキー(Mathew Leckie)やジェイミー・マクラーレン(Jamie Maclaren)、ベイリー・ライト(Bailey Wright)、ミロシュ・デゲネク(Milos Degenek)といった不振にあえいだり、負傷したりしている中心選手を外した。

 その一方で、ノルウェーでプレーするパトリック・ヤズベク(Patrick Yazbek)やシドニーFC(Sydney FC)の若手ジョン・アイルデール(John Iredale)、ウェールズのユース年代代表経験を持つゲシン・ジョーンズ(Gethin Jones)らが初招集となった。

 その中でアーノルド監督は、メルボルン・ビクトリー(Melbourne Victory)での今季リーグ戦8試合の出場で12ゴールを挙げた36歳のブルーノ・フォルナロリ(Bruno Fornaroli)を再招集。また、主将で守護神のマシュー・ライアン(Mathew Ryan)は、骨折した頬骨の手術を受けたもののメンバー入りしている。

 大会は来年1月12日に開幕し、グループBに入ったサッカールーズ(Socceroos、豪代表の愛称)は、インド、シリア、ウズベキスタンと対戦する。(c)AFP