【12月21日 AFP】来年3月に実施されるロシア大統領選挙に、平和と民主主義を掲げるエカテリーナ・ドゥンツォワ(Ekaterina Duntsova)氏(40)が20日、立候補を表明した。

 ドゥンツォワ氏は元ジャーナリストで、現在は市議会議員を務めている。「平和と民主主義制度」のため、無所属で出馬するとしている。

 中央選挙管理委員会は、同氏から必要書類を受理したことを認めた。

 国営ロシア通信(RIA)は中央選管の発表として、20日時点で16人が立候補を届け出たと伝えた。選挙規定によると、届け出は今月27日に締め切られる。

 ドゥンツォワ氏をはじめとする各候補は今後、立候補に必要となる数十万人分の署名を集めなければならない。

 出馬表明後に、身の危険を感じることはあるかとの質問を受けたドゥンツォワ氏は、「懸念」はあるものの、自身の行為は「合法」だと述べた。

 この選挙では、現職のウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の再選が確実視されている。(c)AFP