総延長988キロ 海南環島観光道路が全線開通
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【12月21日 CGTN Japanese】中国南部の海南島を一周する海南環島観光道路が約3年の建設工事を経て18日に全線開通しました。
海南環島観光道路は、海南自由貿易港と国際観光消費センターの建設のための重要なインフラプロジェクトで、2020年12月31日に着工しました。総延長は988キロで、海口、文昌、瓊海など沿海12市・県を貫きます。接続道路を通じて高速鉄道、高速道路、国道と結ばれ、真珠の「ネックレス」のように、特色ある湾、岬、町、観光地、海浜リゾート地などをつなぎます。
沿道には、約9種類の84か所の観光エリア、45か所の展望台、25か所の駐車エリア、14か所の電気自動車(EV)など「新エネルギー車」の補給ステーションと、「鶯歌踏浪」「儋耳追光」「火山海岸」などと名付けられたサービスエリアがあります。サービスエリアには、カルチャー・クリエーティブ展示、観光客サービス、塩文化の体験・研究、アウトドア体験などの機能が備わり、観光客に文化・芸術、飲食、スーパーマーケットなど多業態・全方位の総合サービスを提供できます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News