ポグバのドーピング問題 聴聞会が無期限延期に
発信地:ローマ/イタリア
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【12月21日 AFP】サッカーイタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)のフランス代表MFポール・ポグバ(Paul Pogba)のドーピング違反の聴聞会が、予定されていた来年1月18日から無期限延期された。関係者が20日、AFPの取材で明かした。
情報筋によると、イタリア反ドーピング機関(NADO)側が、ポグバの代理人からの延期要請を受け入れたという。NADO側もポグバの代理人もこの件の問い合わせには応じなかった。
ポグバは審理後に長期の出場停止処分を受ける可能性がある。12月に入ってNADOは、9月の暫定資格停止処分に続き、4年間の出場停止処分を求めている。
ただし、故意の違反でなかったことを証明できれば、処分期間は半分に短縮される可能性がある。また、問題の物質の使用が「競技会外」で行われ、「パフォーマンスのレベルと無関係」であれば、処分は数か月に軽減される可能性もある。
ポグバの代理人は9月、問題のテストステロンについて、同選手が米国で相談した医師から処方された食品サプリメントによるものだと主張していた。(c)AFP