【12月20日 AFP】23-24スペイン1部リーグは19日、第18節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)が2ゴールを挙げてクラブの歴代最多得点記録に並んだが、後半アディショナルタイムの失点でヘタフェ(Getafe CF)と3-3で引き分けた。

 アトレティコは前半のうちにステファン・サビッチ(Stefan Savic)が退場となり、試合の大半を10人で戦うことを余儀なくされたが、ハーフタイム直前にグリーズマンのゴールで先制した。

 後半に追いつかれた後もアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)のヘディングゴールで勝ち越しに成功し、さらにグリーズマンのPKで3-1とリードを拡大。だが、87分にオスカル・ロドリゲス(Oscar Rodriguez)に1点を返されると、後半アディショナルタイム3分にはボルハ・マジョラル(Borja Mayoral)にPKからこの日2点目となる同点ゴールを決められ、ホームでのリーグ戦連勝も17でストップした。

 グリーズマンはこれでアトレティコでの通算ゴール数を173に伸ばし、ルイス・アラゴネス(Luis Aragones)に肩を並べた。勝ち点は落としたが、チームはFCバルセロナ(FC Barcelona)を上回り3位に浮上している。

 セビージャFC(Sevilla FC)は3-0でグラナダ(Granada CF)を下してリーグ戦11試合ぶりの白星を挙げ、前日に就任したキケ・サンチェス・フローレス(Quique Sanchez Flores)新監督は力強いスタートを切った。

 バレンシア(Valencia CF)は1-0でラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)に勝利した。(c)AFP