【12月17日 AFP】23-24イタリア・セリエAは16日、第16節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)はヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)とクヴィチャ・クワラツヘリア(Khvicha Kvaratskhelia)のゴールでカリアリ(Cagliari Calcio)に2-1で勝利し、暫定4位に浮上した。

 昨季リーグ制覇の原動力となった攻撃の中心選手2人が得点したナポリは、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場圏に順位を上げている。

 69分にオシムヘンが先制ゴールを決めたナポリは、72分にカリアリのレオナルド・パヴォレッティ(Leonardo Pavoletti)に同点ゴールを許したが、その直後にクワラツヘリアが決勝点を挙げた。

 ワルテル・マッツァーリ(Walter Mazzarri)監督率いるナポリは、今季ここまで問題を抱えていたホームでの試合でリーグ戦3勝目を挙げ、17日に直接対決を控える5位ASローマ(AS Roma)と6位ボローニャ(Bologna FC)に勝ち点2差をつけた。

 17日にラツィオ(SS Lazio)と対戦する首位インテル(Inter Milan)には現時点で勝ち点11差をつけられているものの、マッテオ・ポリターノ(Matteo Politano)はナポリの連覇への道はまだ終わっていないと主張し、「復調しつつある。1試合1試合を大切にし続けて、スクデット(リーグ優勝)を目指して戦っていきたい。道のりはまだ長い」と述べた。(c)AFP