バルセロナ引き分け シャビ監督「勝ち点2を手放した」
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【12月17日 AFP】23-24スペイン1部リーグは16日、第17節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はバレンシア(Valencia CF)と1‐1で引き分けた。
シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督が「勝ち点2を手放した」と振り返った一戦を終えて、バルセロナはアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に勝ち点1差の3位に浮上したが、首位ジローナ(Girona FC)に6ポイント差、2位レアル・マドリード(Real Madrid)に4ポイント差をつけられており、さらには前述の3チームよりも一つ多く試合を消化している。
この日早い時間帯の試合でアトレティコが0‐2でアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)に敗れていたものの、バルセロナはそのアドバンテージを生かしきれなかった。
55分に見事なチーム連携からジョアン・フェリックス(Joao Felix)が先制ゴールを決めたバルセロナだたったが、70分にウーゴ・ギジャモン(Hugo Guillamon)の巧みなシュートで同点に追いつかれた。
シャビ監督はモビスターに対し「相手のボックス内でより強くなければならない。チャンスははっきりしていたし、試合に勝てなかった。チームは非常にいい試合をしていたから、勝ち点2を手放してしまったと思う。勝ち点1ではとても満足できない」と述べた。
バルセロナは前節のジローナ戦で完敗を喫するなど、リーグ戦ここ4試合では1勝にとどまっている。さらにミッドウイークの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)ではロイヤル・アントワープFC(Royal Antwerp FC)に敗れており、すでに決勝トーナメント進出を決めてはいるものの、指揮官の手腕にさらなる疑問が投げかけられている。
一方で活気のないアトレティコから快勝を収めたビルバオは、トップ4入りに前進した。ホームのサン・マメス(Estadio San Mames)で試合を支配すると、後半にゴルカ・グルセタ(Gorka Guruzeta)とニコ・ウィリアムス(Nico Williams)がそれぞれ得点を決めた。
今季リーグ4敗目となったアトレティコはそのすべてを敵地で喫しているが、ホームでは8戦全勝を挙げている。(c)AFP