【12月16日 AFP】サッカークラブW杯(2023 FIFA Club World Cup)は15日、サウジアラビアのジッダ(Jeddah)で2回戦が行われ、アジア王者の浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)は北中米カリブ海王者のレオン(Club Leon、メキシコ)に1‐0で勝利し、欧州王者マンチェスター・シティ(Manchester City、イングランド)との準決勝に進出した。

 浦和は78分、後半から途中出場したアレックス・シャルク(Alex Schalk)がペナルティーエリア内のスペースでホセ・カンテ(Jose Kante)からのラストパスを受けると、相手GKが突進する中で右足のシュートをゴールにねじ込んだ。

 その後レオンは退場者が出て浦和は逃げ切りを果たし、19日に行われるマンチェスター・シティとの一戦に駒を進めた。

 2回戦のもう1試合では、アフリカ王者のアル・アハリ(Al-Ahly SC、エジプト)がカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)を擁する開催国代表のアル・イテハド(Al-Ittihad Club、サウジアラビア)を3‐1で下した。

 アル・アハリは21分にアリ・マールール(Ali Maaloul)のPKで先行すると、前半終了間際にはベンゼマのPKをGKモハメド・エル・シェナウィ(Mohamed El Shenawy)がセーブし、1点リードでハーフタイムを迎えた。

 後半に入りアル・アハリは59分にフセイン・エル・シャハト(Hussein El Shahat)、62分にエマン・アシュール(Emam Ashour)が追加点を挙げて試合を決定づけると、アル・イテハドの反撃を終了間際のベンゼマのゴールのみに抑えた。

 アル・アハリは18日の準決勝で、南米王者フルミネンセ(Fluminense、ブラジル)と対戦する。(c)AFP