イスラエル軍、人質3人を誤って射殺 ガザ北部
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【12月16日 AFP】イスラエル軍は15日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)北部ジャバリヤ(Jabalia)での戦闘中、イスラム組織ハマス(Hamas)に拘束されていたイスラエル人の人質3人を「脅威」だと誤認して発砲し、全員が死亡したと明らかにした。
「教訓を現場の全部隊と共有した」とし、「悲劇的な事件に対する深い悔悟」を表明した。
ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は「耐え難い悲劇だ」と述べ、遺族に哀悼の意を表した。
軍のダニエル・ハガリ(Daniel Hagari)報道官は「全責任は軍にある」と述べた。
また、詳細はまだ分かっていないとした上で、「3人は逃げ出したか、拘束していたテロリストに見捨てられた」との見方を示した。
イスラエル政府は、人質全員の奪還がハマス掃討作戦の主要目的の一つだと繰り返し表明している。(c)AFP