【12月15日 CGTN Japanese】河南省濮陽市出身の男性・郭さんはこのほど宝くじに当たり、8662万元(約17億3000万円)の賞金を獲得しました。当選発表から1カ月後、郭さんは賞金を受け取りに省都の鄭州市に出向きましたが、その場で河南体育発展基金会に賞金の6割ほどに当たる5300万元(約10億6000万円)を寄付しました。

 郭さんは、「当時、道ばたの宝くじ販売店で、100元(約2000円)で10倍のスーパー大楽透を5枚買っただけで、なんと8662万元が当たった」とのことです。

 5300万元を寄付したことについて、郭さんは「賞金が多すぎて、地元では使いきれない。当選したからといって努力するのをやめたくない。お金は自分の手で稼がなきゃ」と寄付の理由を明らかにし、今後も引き続き奮闘してゆき、次の目標は店舗と学区内の住宅を購入することだと示しました。

 郭さんが宝くじを買ったスポーツ宝くじ販売所の責任者によると、郭さんは11月4日の午後7時ごろに来店しました。その際、郭さんは「自分では抽選用の数字を選べない」と言ったため、彼女は「コンピュータが自動で数字を選ぶことに任せれば」と提案しました。郭さんは彼女のアドバイスどおりにコンピュータで一組の番号を選び、10倍を選択しました。「開店して2年、こんな大当たりが出たのは初めてだ。ここ数日、多くのお客さんがスーパー大楽透を買いに来店し、もう一度大当たりが出るように願っている」と話してくれました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News