オンラインコミュニティ「ボベドリーム」キャプチャー(c)news1
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【12月15日 KOREA WAVE】韓国の有名市場などでの「ぼったくり」が非難を浴びる中、今度はソウル・龍山(ヨンサン)の刺し身屋が批判にさらされている。オンラインコミュニティでこのほど、その刺し身屋が取り上げられ、「刺し身10万ウォン(約1万1400円)、これで合ってますか? 問い詰めるお客さんに悪口まで」というタイトルの書き込みが掲載されたのだ。

情報提供者Aさんは、皿にヒラメとブリの刺し身約40点が盛られた写真を載せ、「昨日、2次会に行った刺し身屋だ。これ10万ウォンで合っていますか?」と尋ねた。おかずは、のりと白キムチ、サムジャンだったという。

その店にいた当時、同じものを注文した別のテーブルの客が「高すぎるじゃないか」と言い始めると、店主はAさんのテーブルを指さしながら「あそこのテーブルは文句を言わずに食べているじゃないか。ごちゃごちゃ言うなら出て行け。払い戻してやるから」と暴言を吐いたという。

ネットユーザーたちは「町内のスーパーの刺し身コーナーで1万8000ウォン(約2000円)出したらもっと多い」「すぐ近くの鷺梁津(ノリャンジン)で10万ウォン出したら、おなかがはちきれるぐらい食べられる」「刺し身1切れ2000ウォン(約228円)と思うと震えがくる」などと反応した。

先月はソウルの広蔵(クァンジャン)市場と鍾路(チョンノ)近くの屋台のぼったくりが相次いで議論を呼んだ。ソウル市は最近、市場や商店の団体ともに対策に乗り出している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News