【12月14日 AFP】女子テニスで単複合わせて8度の四大大会(グランドスラム)優勝を誇るサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur)氏(39)が、国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(Billie Jean King Cup)のオーストラリア代表監督に就任した。

 退任するアリシア・モリック(Alicia Molik)監督の後任となる。モリック監督は10年にわたりオーストラリア代表を率い、2019年と22年にチームを決勝に導いた。

 03年にビリー・ジーン・キング・カップに初出場したストーサー氏は、同大会通算34戦を戦い、シングルス通算29勝はオーストラリア歴代最多となっている。

 グランドスラムでは11年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2011)でシングルス優勝を果たし、同年に自己最高の世界ランキング4位を記録した。また、女子ダブルスで4度、混合ダブルスで3度のグランドスラム制覇を経験した。(c)AFP