ウォリアーズのグリーン、無期限出場停止処分 相手の頭たたく
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【12月14日 AFP】(更新)米プロバスケットボール協会(NBA)は13日、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)のドレイモンド・グリーン(Draymond Green)を「無期限出場停止」にすると発表した。
グリーンは12日に行われたフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)戦で、相手のユスフ・ヌルキッチ(Jusuf Nurkic)の頭をたたき、今季3度目の退場になっていた。
NBAは、グリーンが「スポーツマンシップに反する行為を繰り返してきた」ことを考慮し、無期限の出場停止処分を科したと説明。復帰の許可には「リーグとチームが定める一定の条件」を満たす必要があるとした。
通常、NBAは数試合の出場停止処分を科すことが多く、無期限の出場停止は極めて異例。最近の重い処分としては、銃を手にする動画がオンライン上に流れたメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)のジャ・モラント(Ja Morant)に対する25試合の出場停止や、ドメスティックバイオレンス(DV)事件を起こしたシャーロット・ホーネッツ(Charlotte Hornets)のマイルズ・ブリッジズ(Miles Bridges)に対する30試合の出場停止などがある。
4度のNBA制覇を誇るグリーンは、試合後にヌルキッチに謝罪し、自身に対するファウルをアピールしようとして振った腕が誤って当たってしまったと釈明した。
ヌルキッチは「彼は一体どうしたんだ」と今回の件に批判的な反応を見せ、「個人的にはブラザー(グリーン)は助けが必要だと思う」と苦言を呈している。(c)AFP