■150人の避難所にトイレは1か所

 NGOのアクションエイド(ActionAid)によると、体を洗える水はほとんどなく、700人が生活している避難所にシャワー1か所、150人の避難所にトイレが1か所しかないところもあった。

「プライバシーもなく、清潔さを保つためのせっけんも、生理用品も、何もかもがない」という。

 避難生活が3か月目に入ったアフラム・アブバリカさんは、衛生状態を確保するのが「日々の闘い」だと話した。

「女性たちは、おむつや赤ちゃん用のおくるみを当てている。水も足りない」

 アブバリカさんは、食べ物と飲み物の量を減らしている。5人の子どもたちに分け与える量を増やすためと、自分がトイレに行く回数を減らすためだ。

「体重は15キロ落ちた」と話した。

 NGOアクション・アゲインスト・ハンガー(Action Against Hunger)によれば、多くの女性の衣服は経血で汚れている。また、「生理用品を想定より長く使い続けているため、感染症のリスクも高まっている」という。

 避難してきた人々が寝泊まりしている教室で、ウンム・サイフさんは、5人の娘たちは生理中は「紙おむつを使っている」と明かした。

 イスラエルとハマスの衝突以降、紙おむつの値段はほぼ2倍に跳ね上がった。半分に切って使っていたが、娘の1人には行き渡らず、端切れを使わざるを得なかった。

「娘は泣き出したが、私にはどうすることもできない」とサイフさんは話した。(c)AFP/Mai YAGHI with Wafaa ESSALHI in Jerusalem