【12月13日 東方新報】国家統計局は11日、今年の中国の穀物生産量は6億9,541万トンで、前年比888万トン(1.3パーセント)増加したと発表した。

 中国の31の省レベルの行政区域における食糧栽培面積は1億1900万ヘクタールで、昨年より0.5パーセント拡大した。

 生産量は全国平均で1ヘクタールあたり5.845トンで、昨年より0.8パーセント高いとのこと。

 夏には熱波や集中豪雨に見舞われた農地もあり、食料生産が中断され、収穫が全滅した地域もあったにもかかわらず、生産量は増加した。

 実際の生産高が発表される前の10月下旬、農業関係者は記者会見で、栽培面積の拡大、高収量品種の導入、例年より穏やかな干ばつにより、食料生産高はさらに増加する可能性があると述べた。(c)東方新報/AFPBB News