ネタニヤフ氏、プーチン氏に「不満」伝達 安保理の停戦決議めぐり
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【12月11日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は10日、国連安全保障理事会(UN Security Council)でパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での即時停戦を求める決議案にロシアが賛成票を投じたことを受けて、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に「不満」を伝達したと、イスラエル首相府が明らかにした。
同首相府の発表によると、ネタニヤフ氏はプーチン氏と同日協議した際、「国連(UN)やその他の国際会議でロシア代表団が示したイスラエルに対する姿勢への不満」を表明。
ネタニヤフ氏は「イスラエルが経験したような非道なテロ攻撃を受ければどんな国でも、イスラエルが用いている武力に劣らない力で対応するだろう」とプーチン氏に伝えたという。
安保理は8日、ガザでの即時停戦を求める決議案を採決したが、米国が拒否権を行使し、同案は否決された。(c)AFP