【12月11日 東方新報】中国商務部が8日に発表したところによると、中国とシンガポールは同日、中国・シンガポール自由貿易協定(CSFTA)をさらにアップグレードするための議定書に合意した。

 議定書の下で、両国はサービスおよび投資開放のネガティブリスト・モデルにコミットし、投資家やサービス提供者により広い空間を提供し、デジタル経済などの新興分野での協力を拡大する。

 中国とシンガポールは3年前の2020年12月8日、自由貿易協定(FTA)のさらなるアップグレードに関する交渉を発表した。

 両国は今後、アップグレード議定書の早期施行を確実にするため、国内の法的手続きの履行を強化する。

 商務部国際司の司長は、この議定書は中国が環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP)に参加するための強固な基礎となるだろうと述べた。(c)東方新報/AFPBB News