【12月11日 AFP】23-24スペイン1部リーグは10日、第16節の試合が行われ、ジローナ(Girona FC)が4-2でFCバルセロナ(FC Barcelona)から歴史的な1部リーグでの初勝利を挙げ、首位に浮上した。

 ジローナは前日にレアル・ベティス(Real Betis)と引き分けた2位レアル・マドリード(Real Madrid)との差を2ポイントとした。同日にはアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)がアルメリア(UD Almeria)に2-1で勝利し、3位に浮上。バルセロナはジローナと7ポイント差の4位に後退し、連覇へ向けて痛恨の黒星となった。

 アウェーのジローナはアルテム・ドブビク(Artem Dovbyk)が先制点を挙げると、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)に同点ゴールを許したが、ミゲル・グティエレス(Miguel Gutierrez)の得点で前半のうちに勝ち越し。

 80分にバレリー・フェルナンデス(Valery Fernandez)のゴールで点差を広げると、92分にイルカイ・ギュンドアン(Ilkay Guendogan)に1点を返され手に汗握るラストとなったが、直後にクリスティアン・ストゥアーニ(Cristhian Stuani)が勝利を決める4点目を加え、熱戦を制した。

 ジローナのミチェル(Miguel Angel Sanchez Munoz)監督は試合後、「ラ・リーガを制す力があるかは分からないが、どこが相手でも勝つ力はある」と胸を張った。

 アトレティコはアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)とアンヘル・コレア(Angel Correa)の序盤のゴールで2点を先行すると、60分過ぎにレオ・バプティスタン(Leo Baptistao)の得点で1点差に詰め寄られたが、そのまま逃げ切った。(c)AFP/Rik Sharma