【12月10日 CGTN Japanese】北京市郊外の門頭溝区にある国道109新線高速道路の「安家荘特大橋」はこのほど、47分かけて橋脚を軸に空中で回転させることに成功しました。この橋は北京市と河北省張家口市を結ぶ鉄道の上にある、左右2つの部分で構成される曲線鋼桁斜張橋で、今回のような回転作業は世界初でした。

 橋全体の回転部分は地上30メートル余りの高さで、4台のジャッキのけん引により、橋の左右両部分が同時に反時計回りにそれぞれ25度と24度回転させ、予定の位置に導いて接合に成功しました。左部分は鋼桁斜張橋で回転部分の重さは1万5800トンです。右部分は連続桁橋で回転部分の重さは9400トンです。

 回転作業には中国で独自開発された「北斗スマート測位モニタリングシステム」を利用して、回転速度やピッチ角、ロール角などのデータをリアルタイムで監視しながら、それらのデータをモデリングシステムに送信して、現実の橋とコンピュータ上のツインモデルを同時に回転させました。また、スマート同時制御けん引システムなどによって、回転部分の重要断面の応力や両端の変位、回転速度、けん引力などの関連データを確認しつつ、左右両部分の同時回転を実現したとのことです。

 国道109新線高速道路は河北省と北京市西部を結ぶ交通ルートで、完成すれば従来は2時間以上だった全線の所要時間が1時間以内に短縮されます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News