共に大国の責任を果たしてこそ世界に幸せがもたらされる
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【12⽉8⽇ Peopleʼs Daily】大国であり国連安全保障理事会(UN Security Council)の常任理事国である中米には、特別な国際的責任と義務がある。習近平(Xi Jinping)国家主席はジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領とのサンフランシスコでの会談で、大国の責任を共同で担うことを明確に打ち出した。
大国の責任と大国の役割とは、世界の平和と安全を守り、世界の発展と繁栄を促進する行動をすることだ。中米関係の回復と発展は過去半世紀余りを通じて、両国国民に幸せをもたらし、世界の平和や安定、繁栄を促進してきた。現在は国際情勢の不安定性と不確実性が増している。中米が意思疎通と協力を強化してそれぞれの国内の事柄をうまく処理すると同時に、人類の平和と発展の崇高な事業を共に推進することは、中米両国と世界各国の人びとの共通の願いだ。
協調と協力を強化することは、大国としての責任の一環だ。中米は世界の二大経済国であり、経済総量は世界の3分の1を超え、二国間の貿易額は世界の約5分の1を占める。中米関係の寒暖は世界経済の気候を左右する。経済法則に反して「切り離し」をやっても、米国経済の活性化には役立たず、世界経済をさらに弱めることになる。アジア太平洋は中米の利益が最も密接に絡み合い、相互作用が最も盛んな地域だ。中米は2040年までに開放的で活力があり、強靭(きょうじん)で平和なアジア太平洋共同体を構築するという目標の実現を推進すべきだ。
世界により多くの公共財を提供することも、大国としての責任だ。習主席は米国滞在時に、中国が提起した「一帯一路(Belt and Road)」共同建設イニシアチブやグローバル発展イニシアチブ、グローバル安全保障イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブは米国を含む各国に開かれていると表明した。中国も米国が提起した多国間協力イニシアチブへの参加を望んでいる。世界各国に開放され、参加各国が利益を得られる取り組みは、世界の公共財だ。中米は共同で世界により多くの公共財を提供し、双方が提起した案を互いに開放し、協調と連結を強化することで、各国の人びとの幸せを、よりよく増進することができる。
気候変動問題が日増しに世界の注目を集めている。中米のグリーン発展、気候変動対応などの分野での協力の潜在力は大きい。双方はこの分野での協力を強化し、中米関係発展の新たなハイライトにすることができる。今回の会合で、両国首脳は現在の重要な10年間に中米が気候危機に対応する努力を加速することの重要性を強調した。2020年代の国内排出削減行動、国連(UN)気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)の結論の共同推進、中米の「21世紀20年代気候行動強化作業部会」の始動による具体的な気候行動の加速などだ。気候変動問題で中米首脳が合意したことは世界の気候変動対策への自信を高めた。
われわれが生きる時代は試練と変化に満ちているが、希望に満ちた時代でもある。世界の未来には中米の協力が必要だ。中米両国は、両国国民の幸せの増進に努め、人類社会の進歩を促進すべきだ。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News