【12月8日 東方新報】中国国家郵政局の宅配便ビッグデータプラットフォームがリアルタイムモニタリングをしたデータによると、4日午後6時26分に雲南省(Yunnan)昆明市(Kunming)から四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)に送られた小包が、2023年に配達された1200億個目となり、過去最多となった。

 小包は全体的な経済状況を反映すると、国家郵政局市場監督部の辺作棟(Bian Zuodong)副局長は述べた。

 データによると、今年3月以降、中国の月間荷物配送量は100億個を超え、歴史的な高水準に達している。11月のピークシーズンに入り、宅配業界は1日平均4億3000万個を超える荷物量を記録している。

 2021年以降、中国の年間荷物配送量は3年連続で1000億個を突破した。この記録的な達成は、中国の宅配業界の活力を浮き彫りにし、中国経済が安定して改善していることを示している。

 荷物の配送物流を迅速化するため、中国の宅配業界はサービスモデルを最適化し、技術への投資を増やし、道路、鉄道、航空、水上輸送システムと積極的に連携してきた。複合一貫輸送は、経済発展の原動力となる「大動脈」をつないでいる。(c)東方新報/AFPBB News