【12月7日 AFP】ウクライナ政府は6日、親ロシア派の元議員がモスクワ郊外で殺害された事件について、情報機関の保安局(SBU)が実行したことを認めた。

 殺害されたのは、昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻開始に伴いロシアに逃れたイリヤ・キワ(Illia Kyva)元議員。モスクワ郊外の公園で同日、遺体が発見された。ロシアの捜査当局は射殺されたとしている。

 ウクライナ国防省情報総局のアンドリー・ユソフ(Andriy Yusov)報道官も国営テレビで、「キワ(元議員)の殺害を認める。他のウクライナの裏切り者や(ウラジーミル・)プーチン(%%Vladimir Putin%%)政権の支持者は同じ運命をたどることになる」と語った。

 キワ氏は侵攻開始の前日、ウクライナは「ナチズムに席巻されている」とし、ロシアによって「解放」されなければならないと発言していた。さらに、プーチン大統領に書簡を送ってロシア市民権を要請。ウクライナの裁判所はこうした言動を受け、本人不在のまま反逆罪で禁錮14年を言い渡していた。

 キワ氏は6日朝には、ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は「自殺したほうがいいだろう」とテレグラムに投稿していた。(c)AFP