ハーランドがプレー止めた主審に怒り、ドローのトッテナム戦で
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【12月4日 AFP】3日に行われた23-24イングランド・プレミアリーグ第14節のマンチェスター・シティ(Manchester City)対トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)について、シティのアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)がSNSで主審を批判し、処分を科される可能性が出ている。
試合は3-3の引き分けに終わったが、ハーランドは終了間際にサイモン・クーパー(Simon Hooper)主審がアドバンテージを取らなかったことに怒りを見せている。ハーランドはファウルを受けながらもすぐに立ち上がり、抜け出したジャック・グリーリッシュ(Jack Grealish)にスルーパスを通したが、クーパー主審はそこでプレーを止めてFKからの再開とした。
チームメート数人と主審に抗議したハーランドは試合後も怒りが収まらず、X(旧ツイッター)でこの場面の動画をリポストし、攻撃的なスラングを使って「ふざけんな」とコメントをつけた。
チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、ピッチでのハーランドの反応について「普通のことだ」と怒るのも無理はないと理解を示し、「彼の反応は他の10人と同じだった。選手は審判と話してはいけないルールなら、きょうのわれわれは10人が退場になるべきだった」と話し、「彼は少し落胆していた。主審が仮にマン・シティの選手だったら、きょうは同じように落胆していただろう。間違いなくね」と続けた。
さらに、「私もミスをする。選手もミスをする」とした上で「あれには驚いた。アーリングが倒された瞬間に笛が吹かれたなら問題ない。ところが立ち上がってプレーを続け、主審も続行のジェスチャーをし、それから(ハーランドが)パスを出した後に試合を止めた。しかし批判はしたくない」と言葉を選んだ。
「タッチライン際では私もときどきわれを忘れ、不適切なジェスチャーをすることがあるが、長く監督をやってきて、いったん気持ちを切り替えた後は、こうしたことにはコメントしないようにしている」 (c)AFP