【12月3日 AFP】男子テニス、ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ(2023 Next Gen ATP Finals)は2日、サウジアラビアのジッダ(Jeddah)で決勝が行われ、大会第6シードのハマド・メジェドビッチ(Hamad Medjedovic、セルビア)が3-4(6-8)、4-1、4-2、3-4(9-11)、4-1で第1シードのアルトゥール・フィス(Arthur Fils、フランス)を破り、優勝を果たした。

 同大会は21歳以下のトップ選手によるシーズン最終戦で、今年が6回目の開催。世界ランキング110位のメジェドビッチは、過去最も低いランクの優勝者となった。

 無敗でグループステージを突破し、そのままタイトルを獲得したメジェドビッチは、今大会だけで生涯賞金総額を約10万ドル(約1470万円)上回る51万4000ドル(約7550万円)を獲得した。

 2週間前に行われたATPファイナルズ(ATP Finals 2023)では、自身のメンターでもある同胞のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)が優勝していた中で「非常に大きなこと。少しでも彼の足跡をたどることができて本当にうれしい」と喜び、「非常に特別な気分で、信じられない。2024年に向けて大きな自信になる」と話した。

 一方のフィスも今年は躍進のシーズンを送り、開幕時は251位だった世界ランキングも現在は自己最高の36位まで上昇するなど、最優秀新人賞の受賞を本命視されている。

 次週からは、けがから1年ぶりに復帰する四大大会(グランドスラム)22勝のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)とクウェートで合宿を行う予定となっており、敗れはしたが楽しみも待っている。フィス本人も「信じられない。ラファエル・ナダルと1〜2週間も練習できることになり、本当にうれしい。彼とのコートでの一瞬一瞬を楽しみたいし、ベストを尽くして学びたい」と語った。

 サウジアラビアで男子プロテニス協会(ATP)の主催大会が開催されたのは今回が初めてで、ネクストジェネレーション・ATPファイナルズはジッダで2027年まで行われることになっている。(c)AFP/Reem ABULLEIL